次亜塩素酸水が有効と思われる点及び安全性についての弊社見解

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お客様各位

次亜塩素酸水が有効と思われる点 及び 
安全性についての弊社見解

株式会社エヌ・アイ・シー
製品開発部
SA事業部

日ごろより、弊社製品ご愛用頂き誠にありがとうございます。
次亜塩素酸水の効果について弊社の見解をまとめさせて頂きます。

記載内容には、薬機法に抵触する可能性のある試験結果の記述及び文献の紹介や、URLの記載がありますが、次亜塩素酸水についての見解のまとめとなりますので、弊社は薬機法を遵守しており、この見解は弊社製品についての効果を保証しているものではありませんので、あくまでも、「次亜塩素酸」としての効果についての見解であり、製品としての効果ではございませんので、ご認識をお願い致します。
報道やご質問に対しての次亜塩素酸水に対しての見解のご説明となりますので、ご理解の上、ご参照下さい。

結論だけ記載(※詳細については、詳細記述をご参照下さい)

1、Q、次亜塩素酸水の除菌効果について

A,間違いなく除菌効果あります。新型コロナウイルスについても試験上では不活化の結果がでております。

2、Q,有効性がないかのような報道や記述について

A,完全な誤報道か悪意のある記述であると断定出来ます。

3、Q,ウイルスの除菌に対しての使用量について

A,スプレー2~3回で十分な量である事は間違いがない。

4、Q,手肌への安全性

A,アルコールよりも手肌に対しては優しいと推測出来る、低刺激性化粧品レベルであると安全性試験にて確認しております。

5、Q、製品は安全であるか?

A,極めて安全です。様々な安全試験を実施しております。

6、Q、加湿器などに入れるのは安全か?

A、安全である。(適切に希釈した場合は、労働安全衛生法上の基準を下回る為)

加湿器内部の除菌が可能。また、加湿器に入れる最大の目的は床、壁、机の上、物の表面に付着しているウイルス・菌(付着ウイルス菌)に対しての除菌である、これらが有効である事は、試験や論文でも証明された事実である。
加湿器には、適切に希釈し入れた方が間違いがない。
(※安全性についての根拠及び詳細は下記をご参照下さい)

次亜塩素酸水の効果について

事実を申し上げると、有効塩素濃度により変化はありますが、
結論としては様々な菌・ウイルスに対しての除菌効果は間違いなくある!
これが事実です。

あくまで試験結果ではありますが、2020年6月26日のNITEの発表により、試験上での効果が証明され発表されております。
https://www.nite.go.jp/data/000111314.pdf

https://www.nite.go.jp/data/000111315.pdf

一部で誤った解釈により、誤報道がありましたが、試験上では効果があるという結果になっており、これが事実です。

弊社では、現在、10種類の菌・ウイルスにおいて、5倍希釈の溶液にて、除菌効果試験を実施しており、除菌効果ありという結果が出ております。また、上記でも記載させて頂きましたが、NITEでも発表があり、11種類目のウイルスについても効果がある事は間違いのない事実です。
これらからしても、次亜塩素酸水は間違いなく、様々な菌・ウイルスに対して除菌効果があると証明されている事が事実です。

弊社商品は医薬品ではありませんので、特定の菌・ウィルスに係る疾病予防や治療の効果については検証しておりません。
※具体的な名称を挙げることはできません。

次亜塩素酸水が既に新型コロナウイルスに試験環境においては効果がある事が証明されているのは紛れもない事実であります。
(※あくまで試験の結果であり、製品としての効果ではございませんので、ご認識をお願い致します。)

※下記の表記は、あくまでも、「次亜塩素酸」としての効果についての見解であり、製品としての効果ではございませんので、ご認識をお願い致します。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(通称 NITE)での発表
NITEにおいて、新型コロナウイルスに対しての試験での結果と、効果についての事実が発表されております。
国立感染症研究所 及び 帯広畜産大学にて試験にて不活化を確認

https://www.nite.go.jp/data/000111314.pdf
https://www.nite.go.jp/data/000111315.pdf
また、サンプル提供により、混和型タイプにおいては、全溶液サンプルにて、試験上では不活化が確認されております。

混和型タイプ(PH調整剤などにより、化学的に酸性化させた溶液)
原液pH6.0(実測値)、原液pH6.2(実測値)、原液pH5.2(実測値))、原液pH5.2(実測値)にて実施し、1:19の環境にて20秒後から不活化を確認

正確な情報はお手数ですが、お客様でご確認頂き、ご判断下さい。
https://www.nite.go.jp/data/000111314.pdf
https://www.nite.go.jp/data/000111315.pdf

国立感染症研究所 及び 帯広畜産大学にて次亜塩素酸水の溶液にて、新型コロナウイルスに対して、既に不活化を確認されております。

その他、
北海道大学玉城名誉教授と北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターが、NITEの中間報告対象と同じ条件下で実験を行い、pH2.7有効塩素濃度40ppm と PH5.5有効塩素濃度40ppmにて、30秒で不活化されたという発表がありました。

https://akarimirai.com/content/images/press/200602.pdf
これらの点からも次亜塩素酸は試験環境においては、効果があるというのは事実です。

その他の参考の除菌効果試験の参考データーとして、厚生労働省サイト内にて

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/dl/s0819-8k.pdf

次亜塩素酸水 参考4
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf

※上記はあくまで次亜塩素酸の参考資料として取扱い下さい。製品の保証ではありません。

あくまで見解としての意見となりますが、上記などの参考事案からも、次亜塩素酸水自体は、試験上では、除菌効果があるといえる根拠となります。

※ただし、上記の確認は、あくまでも、「次亜塩素酸」としての効果についての見解であり、製品としての効果ではございませんので、ご認識をお願い致します。

有効性がないかのような報道や記述について

次亜塩素水が効果がないかのような報道が一部でみわれますが、拡大解釈による、化学に基づかない誤報道であるか、悪意がある報道、記述しか思えません。「効かない」と表現している解釈や記事が見受けられますが、これは明らかに認識不足もしくは完全な誤報道であると言わざるを得ません。

効果がある事が、間違いないのない事実です。

大量の量が必要という間違えた記述について

弊社の見解として、有効と思われる。使用量について
一部、化学がよくわかっていないのか、残念な表現をしている報道や記述している箇所がありますが、化学に基づき、記載を正確に、そして偽りなく記載をして頂きたいものです。

化学に基づけば、ウイルス液1に対して、次亜塩素酸水溶液19の試験環境においては
酸性であり、有効塩素濃度40mg/L(ppm)以上の次亜塩素酸水を含む溶液は

では、量は?
使用量は多いに越したことはないが、どっぷりと水没させないといけないかのような表記は、科学に基づいておらず、まったくのデタラメである。

実際、不活化などの実験をしている国立大学の教授にお話を聞いてきました。
いったい、どの程度の量が必要なのか?
目安は、除菌をしたい箇所にスプレー2~3回すれば、検体との比率は1:100程度にはなる。試験は1:19で試験を行っている観点からすれば、
除菌をしたい箇所にスプレー2~3回すれば十分であるという見解でした。

実際、弊社でもそのように考えており、水没させるような量はまったく不要です。
机であれば、除菌したい箇所にスプレー2~3回で十分です。

机などの場合は、むしろスプレー後ただちに揮発がはじまる、アルコールの方がもっと量が必要だと考えられるレベルであると個人的にもCT値の観点からも考えられる。

NITEの発表を見れば、ある程度の量で効果があるのはあきらかである。
https://www.nite.go.jp/data/000111315.pdf
もし、どっぷりと水没するような量を必要とするとしている記述があるとすれば、科学に基づかない記述であり、大変残念でしかない。

除菌時間について

必要な除菌時間についても、国立大学の教授にご意見を伺った。
験シャーレなどの取り出しや、検体を取り出したり、検査準備に必要な時間であり、それが20秒であり、実際は瞬時に不活化させていると考えてほぼ間違いないとの事であった。実際アルコールの不活化試験なども20秒以下の不活化試験は見当たらない。

ただ、酸性で80ppm以上の次亜塩素酸水であれば、瞬時に不活化していると推測されるが、念の為20秒程度待つのも良い事ではある。

汚れについて

あたかも、少しでも汚れていたら、次亜塩素酸水が、効果がないかのような記載や記述がありましたが、はっきりって、拡大解釈しすぎです。

そもそも、汚れていたら、アルコールやその他の除菌水も菌・ウイルスに到達する事は難しく同じです。
同じように汚れは落とした方が良い、これは当然であり、アルコールだから汚れを取り除かなくてもOKとはなりません。除菌面が汚れていたら、アルコールも効きません。これは、揮発性、CT値の観点からも個人的には間違いないと確信しております。また、アルコールは濡れている場合も注意が必要

どの除菌水であれ、一般店的な拭き掃除をおこなってから、その後で除菌した方がいいです。
次亜塩素酸水だから効かないというのは、大きな間違いであり、除菌前に拭き掃除はどの除菌剤であろうと行って下さい。その方が、どの除菌水でも効果をアップさせます。
もし、次亜塩素酸水だけがしっかりと汚れをとらないと効果がないかのような記載や記述があるとすれば拡大解釈しすぎか、悪意があるかどちらかの記載や記述であると断言出来ます。

また、ある程度の汚れであれば、80ppmや100ppmの希釈濃度で使用し、スプレーを3~4回すれば十分効果を発揮してくれる事でしょう。

また、あくまで個人的な見解ですが、アルコール除菌より次亜塩素酸水での除菌の方が個人的には圧倒的にメリットがあると確信しております。

アルコールと比較しての優位性

(※次亜塩素酸についての見解となります。<製品>としての効果ではございません。ご理解・ご認識をお願い致します)
アルコールは揮発性があります。揮発性が有効な状況も沢山ありますが、除菌において、この揮発性が逆に問題となる場合があります。次亜塩素酸水では効果があるが、アルコールでは除菌が出来ないウイルスが存在しているのも事実です。

また除菌試験においては、揮発性を計算を入れずに除菌試験を行っている場合もあります。ウイルスを除菌するまでは時間を必要とする場合もあります。瞬時に蒸発するアルコールでは、対処が出来ないウイルスが存在していることは事実です。

この点、次亜塩素酸水は揮発性がない為、水と同時に揮発していきます。この為、アルコールと比べた場合に、時間をかけ除菌をする事が可能となります。

除菌物に対して、接地時間が長くなり、時間をかけた除菌が必要な場合は、アルコールよりも優位であり、その効果は高いでしょう。

販売しているという事もありますが、個人的には、アルコールよりも次亜塩素酸水の方を使う方がいいと考えている根拠はこれです。揮発性のあるアルコールはイマイチと考えており、当然、持ち歩いているのは、次亜塩素酸水です。次亜塩素酸水の方が個人的には圧倒的に安心感があります。

また、アルコールはぬれた場所で使用した場合、除菌の効果は低下します。
アルコールが揮発するときの脱水作用を利用した除菌効果が期待されている面もありますので、物質がぬれていた場合は、アルコールの濃度が薄まり、除菌力が低下します。 また、水とは相性が悪いという論文が一部でているもの事実です。

その点、次亜塩素酸水はもともと水道水で希釈して使用する製品もありますし、除菌成分は次亜塩素HOCLです。
ですので、多少の水があっても有効塩素濃度を適切にしておけば、ぬれた場所でもアルコールと比較しても除菌効果が高いといわれているのが一般的です。

飲食店の机など、水拭きして乾くの待つ時間はありません。これらの点からも、洗面台や、机など、ぬれている状態が多い場所では、アルコールより断然、次亜塩素酸水の方が圧倒的に使い勝手がいいでしょう。ですので、この点からも持ち歩くのはやはり個人的には次亜塩素酸水なのです。絶対使い勝手がいいです。間違いありません。

水を苦手とする場所には、瞬時にアルコールは揮発致します。アルコールは水分を苦手とする場所に対しては、揮発性がある為、有効です。この点は、アルコールが有利です。

ただ、この揮発により、表面の水分が取られる場合があり、表面の乾燥に繋がります。アルコールを使うと手荒れが酷くなったという事が聞かれる事もあります。

このようにお互いデメリット、メリットがありますので、状況に応じて上手にご使用頂ければと考えております。

手肌への安全性について

(※次亜塩素酸についての見解となります。<製品>としての効果ではございません。ご理解・ご認識をお願い致します)

結論からいいますと、きちんと安全性が管理され、ヒト皮膚一次刺激性試験などを実施している次亜塩素酸水であれば、万一、手肌に触れた場合でもその安全性は極めて高く、安全であるといえます。また手肌への影響はアルコールよりも低いであろうと考えられる試験結果もでているのは事実です。(※<製品>としての効果ではございません)

ただ現在、多くの次亜塩素酸水の登録カテゴリは、雑貨品扱いです。その為、手肌に触れた場合の安全性については、手肌にふれても低刺激性化粧品レベルの安全性であることを第三者機関で確認をしており、その他の安全性についても、極めて高い事がわかっていても、薬機法がございますので、雑貨品の商品を販売店が手肌に使用出来るという事はご案内出来ません。

同様にアルコール製品でも薬機法違反となります。
現在、アルコール関係においては、多くの薬機法違反の製品が見受けられます。
現在アルコール関係でも、アルコール除菌などでネット検索した場合や、薬局やスーパーの店頭などでもハンドジェル○○という商品名で販売されている商品がありますが、かなりの確率で雑貨登録品での販売です。これらの製品は、雑貨品である為、当然ながら、手指に使用出来ますと表現出来ません。医薬部外品や医薬品登録でない限り、手指の殺菌という表現をしているものは、アルコール関係であろうと、薬機法違反となり、雑貨品は手指への使用の表現は出来ません。

また、最近、アルコール関係でもとんでも商品があります。安全性の試験の実施確認や、成分表には十分ご確認を頂くなど、ご注意下さい。

医薬部外品とまったくの同成分であったとしても、手指の殺菌という表現は出来ません。しかし、実際は、店頭では医薬品や医薬部外品の容器に雑貨品のアルコールを入れ替えてご使用されている事例などもあります。雑貨登録のアルコール製品を手指にお客様の判断にてご使用されているが現状かと思います。

尚、次亜塩素酸水という名称で販売されている製品及び、アルコール関連についても、とんでもない製品が販売されているのは、事実ですので、安全性や成分については十分にご確認頂き、ご使用頂きたいですので、ご注意頂ければと思います。

安全性について

弊社では、実際に溶液を使用し、様々な安全試験を実施しており、溶液の安全性には絶対的な自信をもっております。
上記で記述しました、ウイルス菌に対する除菌効果試験

口に入った場合の安全性である経口毒性試験
(20ml/kgを単回経口投与で雌雄ともに死亡例、中毒症状は見られておりません)

手肌など皮膚に触れた場合の安全性の試験として、ヒト皮膚一次刺激性試験
(低刺激性化粧品レベルという判定結果となっております)

布などに付着したときの変色などの影響試験として変退色試験
(綿、シルク、ポリエステル、ウール、麻にて実施し、水とほぼ同レベルという判定結果)

物質の低減試験により99.9%低減という試験結果
(薬機法の観点から対象物は記載出来ません)

実地の除菌効果試験として

包丁 まな板 歯ブラシ 布巾における除菌試験
スポンジの瞬間除菌試験
冷蔵庫における除菌試験
足ふきマットに対する徐カビ効果試験
キッチン関連の除菌試験
加湿器のタンクの除菌試験
ミキサー 電灯スイッチ ドアノブ エアコン送風口
ウォーターサーバー  赤ちゃん用テーブル

製品の各種除菌効果試験については、詳しくは下記をご参照下さい
https://おそうじ天下.jp/img/page_img/toruzou_ran/toruzou_ran03_02.jpg

適切な濃度に希釈した次亜塩素酸水の噴霧の安全性について

噴霧による安全性についての弊社の見解

(※PH5.0~7.0以下、有効塩素濃度20ppm以下に希釈した混合型タイプです。
強酸性水タイプなどは噴霧器の故障に繋がりますので、推奨しておりません。)

適切な濃度での次亜塩素酸水の噴霧についての安全試験などを実施し、噴霧についての試験結果を提示し、次亜塩素酸水の噴霧は長年の実績があるのは事実であり、現段階において大きな問題に発展した事例は確認されておりません。また、大手メーカーでも発売されており、その安全性は極めて高いのが実情です。

もちろん、塩素だけのアレルギー体質というのは無いという研究結果もありますが、アレルギーにも様々な要素があり、体質によって、アレルギーや持病をお持ちの方は注意が必要です。これらは噴霧の可能な全ての溶液において注意が必要なのは当然な事です。

また噴霧の濃度については注意が必要であり、過度な使用(高濃度や直接吹込み口から吸い込む行為)などにについては、体の器官に対して問題となる可能性があるのは、事実であると考えておりますので、使用方法については注意喚起をしてまいります。
(※PH5.0~7.0以下、有効塩素濃度20ppm以下に希釈した混合型タイプです。
強酸性水タイプなどは噴霧器の故障に繋がりますので、推奨しておりません。)

噴霧による塩素濃度についての見解

三重大学の福崎教授の実験データーがありますが、

90m3の部屋で有効塩素濃度50ppmでも、霧化量300mL/hにて噴霧した場合、
一番濃度が高くなる床面でも、0.02ppm(20ppb)

1m3,無人,閉扉,気流撹拌なしの実験室にて、弱酸性次亜塩素酸水溶液(pH5.0,100ppm)を1時間噴霧、(霧化量150mL/h;風量2.2m3/h)
(※②の環境はかなりの過度な使用方法です。通常はこのような1M3で、霧化量150mL/hの噴霧はありえません。
安全性を確かめる為の試験検査を行ったものとご理解下さい。
この環境下では霧で真っ白になります。これは弊社では過度の使用方法であり、推奨している環境ではありませんので、ご理解とご認識をお願いします。)
このような過度な使用方法でも、1時間経過後でも、0.12ppm(120ppb)であり、過剰噴霧が行われたとしても、次亜塩素酸濃度が上昇し続けるわけではない事が実証されております。
(※試験の結果に基づく記述となります。)

https://akarimirai.com/jia/assets/img/press/200610_jia.pdf
上記を参考資料としてご参照下さい。

行政機関の発表をご確認頂きたいのですが、消毒効果を有する濃度の次亜塩素酸水を吸いこむことは、推奨できません。としております。
適切に希釈された次亜塩素酸水の空間における濃度は、0.02~0.12ppm(多くてみて0.2ppm)程度が限界値と推測され、試験上はそのような結果が出ており、安全性は高いと考える十分な根拠であり、現実的数値です。

塩素のリスク評価値について

日本では、労働安全衛生法上の基準として空気中の塩素濃度を0.5ppm以下と定められており、当然この数値はし溜まりますので、労働安全衛生法上の基準値以下になりますので、ご安心頂けます。
また、EUリスク評価書でも0.5ppm以下となっており、ヒトに対しての試験も行われており、空間における塩素濃度が低い場合は、論文などには、ほぼ影響はないというEUリスク評価書と記載があります。この点でもご安心頂けると思います。その他、1966年にアメリカが定めた塩素ガス濃度については暫定値として1ppm(μL/L)または3mg/m3となっております。上記からも、適切に希釈したとるゾウを加湿器に入れて使用したとしても、理論値からもどこの論文を見ても、上記の環境基準値よりも大きく数値は下回りますので、安心してご使用が頂ける事は証明可能ですし、環境基準値以下になる事は間違いありません(※20倍希釈の場合)

適切に希釈された溶液(20ppm程度の濃度)を、適切な噴霧量にて、事業者、お店、一般家庭などや空間で、加湿器で噴霧する場合は、まず基準値を超える事はありません。

※次亜塩素酸ナトリムや1000ppmや2000ppmなどの高濃度の次亜塩素酸水の噴霧はおやめください。
(※次亜塩素酸ナトリムの噴霧はそもそもが危険です!また、1000ppmなどの次亜塩素酸水を噴霧した場合は、計算上は0.5ppmを超える可能性もあり、リスク評価を超える可能性があるので、当然推奨は出来ません。)

では、そんな低濃度では効果がないのでは??
空間に浮遊するウイルスには、0.02ppm(20ppb)では直接アタックしても、多少の影響はあるかもしれませんが、菌・ウイルスに対する瞬時の不活化は難しいでしょう。
では、意味がないではないか?と思われるかもしれませんが、

空間噴霧の本来の目的が全く違います。

空気中のウイルスを除菌する事が空間噴霧の目的であると思われている方が多いですが、大きな間違いです。
空間中の菌・ウイルスはそれこそ、換気が出来るのであれば、換気した方が手っ取り早いです。
弊社内でも空間に浮遊している菌・ウイルスについては、換気に重点を置いて、換気を実施しております。

問題とされているのは、付着菌の状態で生存している菌・ウイルスをいかに減価させる事が、これが非常に重要であり現状の問題点なのです。

特に床面には多くの付着菌がおります。また壁や机などにも、多くの付着菌があります。
人が移動すると舞い上がり、エアゾール化なども発生し、これらの付着菌を吸い込む結果となります。(もちろんエアゾール化した付着菌などを吸い込む事だけが、感染の原因ではありませんが、物からの付着など様々な要素がかさなり体内に侵入します)

空間噴霧は、空間中に浮遊している菌・ウイルスを瞬時に不活化という事が本来の目的ではなく、付着菌を抑える点に注目しております。

重複しますが、付着菌の減少については、弊社の試験結果は
https://おそうじ天下.jp/img/page_img/toruzou_ran/toruzou_ran09_01.jpg
https://xn--p8jh7bs6019a46n.jp/page/tenka_e01.html

三重大学の試験結果については
https://akarimirai.com/jia/assets/img/press/200610_jia.pdf
こちらの2ページ目をご参照下さい。

米国立衛生研究所(NIH)、プリンストン大学、カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)の研究チームが3月半ばに発表した査読前論文によると、
特定のウイルスは数時間あるいは数日間にもわたって、物体の表面で生存する可能性があるという論文も出ており
ます。

その他の論文なども加味すると、夏はおそらく数時間で自然減価するでしょうが、冬場は床、壁などに数日間に渡り、付着菌として存在する可能性は、ほぼ間違いないでしょう。

空間噴霧の目的は、これら付着菌の減価が最大の目的です。この事はご理解下さい。
付着菌の減価が実証されており、空間噴霧により、床面壁面などの付着菌に対しては、かなりの除菌効果が期待出
る事でしょう。
これは、実験結果からも紛れもない事実である事は、ご確認頂ければと思います。
(※春の季節の物質は、浮遊面積が大きいので直接アタックにより、快適に過ごせるかと思います。)

ここまで、過大解釈による記述などにより、お客様の中にはご不安になられていたり、来店される一般のお客様に
は、不安を感じる方もいるかと思います。
本来は、床、壁、机、すき間など、拭き掃除だけでは対処が到底出来ない、付着している付着菌を減価させれる事は確実であり、
その効果は間違いがないのですが…………残念でなりません。

ご理解頂きたいのは、
厚生労働省が推奨してない、消毒効果を有する濃度での噴霧ではまったくありません。
(適切な濃度、適切な噴霧量をお守り頂ければ、上記の環境下の噴霧ではまったくありません!)

適切な濃度に希釈頂き、適切な量で噴霧頂く事で、付着菌を減価させれる、大変有効な空間(壁、床、すき間など)除菌が可能となります。

その他、エビデンスなどについては、とるゾウだけではありませんが、
https://akarimirai.com/jia/ebi.html
次亜塩素酸水についてのエビデンスなどもご確認頂き、ご使用頂ければ幸いです。

NITEの噴霧についての見解は下記です。

https://www.nite.go.jp/information/osirasefaq20200430.html

Q:「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか?

A:今回の有効性評価は、アルコール消毒液の代替となる身の回りの物品の消毒方法の評価が目的であり、空間噴霧は評価対象となっておりません。
「次亜塩素酸水」の噴霧での利用は安全面から控えるよう弊機構が公表したとする報道が一部にありますが、噴霧利用の是非について何らかの見解を示した事実はございません。
「次亜塩素酸水」を消毒目的で有人空間に噴霧することは、その有効性、安全性ともに、メーカー等が工夫して評価を行っていますが、確立された評価方法は定まっていないと承知しています。メーカーが提供する情報、経済産業省サイトの「ファクトシート」などをよく吟味し、ご判断をいただければと存じます。

となっております。ただ、弊社としては噴霧には向かない製品が確認されておりますので、注意は必要であり、安全性をご確認の上、適切な濃度などをご理解頂いている方が、適切な方法で噴霧する必要性があると考えております。

塩素のリスクについて

塩素については、感染症を防ぐには大変有効か手段であると考えられており、水道水はもちろんですが、プールなどの公共機関でも使用されており、安全性においても確認がされており、長年使用されております。「学校保健法」の適応を受ける民営・公営プールにおいて以前は、足腰洗槽の設置が半ば義務化されており、この時の遊離残留塩素濃度の目標値は50~100mg/L(ppm)<東京都のみ5~10 mg/L(ppm)>でした。既に数千万人以上の方がこの環境下で利用をされており、塩素の安全性は担保されているという十分な根拠となります。

その他
EU評価書で0.5ppmとなっており、日本も協定基準値として0.5ppm以下となっております。
1966年にアメリカが定めた塩素ガス濃度については暫定値として1ppm(μL/L)または3mg/m3となっております。
この濃度は超音波式加湿器から噴霧される水和物の次亜塩素酸ではなく、乾燥塩素ガス(Cl2)の濃度で示されております。水和物である次亜塩素酸1,000ppmが毎秒1mlで気化しても1㎎/m3(塩素ガス)にしかなりません。

加湿器には20倍希釈の20ppmで使用頂くよう説明しております。単純に計算すると1,000ppmの50分の1ですので、0.02mg/m3という事になり、唯一の根拠であるアメリカの基準値の150分の1という事になります。これらの点からも、EU評価書で0.5ppmとなっており、日本も協定基準値として0.5ppm以下にもなりますので、これらがダメと仮定した場合、当然大手メーカー様(他社の製品を参考に出す事お許し下さい。)の次亜塩素酸水の空気清浄器もダメだという事になります。
これらの点からも、安全性上は問題がないと考えている根拠となりますし、重複しますが、協力会社を含め長年、噴霧については実施しておりますが、問題となった事はありません。

同時に今回の発表により空間噴霧がダメであれば、アロマ、銀イオン、虫よけ関係などなど、基本空間に噴霧するものは全てダメであるという見解と同じになると考えております。但し、適正な濃度、使用方法についての注意喚起は引き続き必要であると考えており、注意喚起については実施してまいります。

空間噴霧の効果について

空間噴霧についての効果ですが、混合型の次亜塩素酸水の効果について神崎哲司 中山幹男 浦野博水:PH調整次亜塩素酸ナトリウム水溶液(※混和型の次亜塩素酸水の事です)の超音波噴霧化による固形表面状のウイルスの不活性化、日本防菌防微会誌、41(1)、11-17(2013)なども根拠となります。

これらの結果に基づけば、ウイルスについて、次亜塩素酸水を希釈した溶液を入れ超音波加湿器で噴霧した時の効果が、単なる湿度上昇策より格段に有効であるという報告があるのは事実です。これらの観点から、空間噴霧については、効果があると考えている根拠の一つです。

加湿器を水道水のみで稼働する場合の危険性について

次に加湿器を水道水のみで稼働する場合の危険性についてですが、
尾家重治教授によると、水道水のみを使用した超音波式の加湿器は、作動後、霧化部がある水槽の水温が30℃付近に上昇し、雑菌の増殖に適した温度になるという。さらに、超音波の作用で、水道水中の残留塩素が急激に消失するため、雑菌がより繁殖する状況になる

使用中の超音波加湿器の微生物汚染
http://fa.chemotherapy.or.jp/journal/jjc/38/2/38_117.pdf
家庭用加湿器が原因と推定され,重症呼吸不全を呈して死亡したレジオネラ肺炎の 1 例
http://www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/047050388j.pdf

このように、超音波の加湿器はコストが安いですが、その分雑菌増殖についての対策機能を持ち合わせていないものもありますので、こまめな清潔な掃除が必要となります。もちろん次亜塩素酸水をいれたとしても同様に掃除は必要ですが、雑菌の繁殖は正直申しましてかなり減少させる事が可能なのが事実です。(希釈濃度はお守り頂く必要があります。)

溶液を使用し、加湿器のタンクの除菌試験を実施し、溶液に除菌効果がある事を確認しております。各種除菌効果試験については、詳しくは下記をご参照下さい
https://おそうじ天下.jp/img/page_img/toruzou_ran/toruzou_ran03_02.jpg

これらの点からも弊社としては、超音波加湿器を使う場合は、適切な希釈濃度であれば、次亜塩素酸水を入れても安全であり、投入した方がむしろ安全性は高く、その稼働については問題はないとしている根拠です。
但し、どの製品であろうと、過度な使用により(高濃度 過度噴霧)身体の器官に影響が出る可能性はゼロではありませんので、過度な使用はお控え下さい。あくまで適切な量での稼働の場合においてと提示させて頂いております。

弊社としては、現段階においては、アルコール関係が非常に割高となっており、次亜塩素酸分子HCLOは、非常に素晴らしい除菌成分であり、安全性にも優れ、コストの安い、非常に有効な除菌水となりうる存在であると考えております。
今後も増々注目される除菌分子である事は事実であり、さらなる企業努力を重ね、次亜塩素酸の素晴らしさを今後も試験・研究を重ね発信し続けてまいります。

※追記として下記を記述させて頂きます。

電解型タイプと混合型タイプの次亜塩素酸について

次に電解型と混合型の次亜塩素酸水についてですが、弊社では両方を取扱いしておりますので、ご説明をさせて頂きます。

現在、大きく分け次亜塩素酸水には電解型タイプと混合型タイプがあります

電解型タイプは、食品工場でかけ流しで使用をする事が多いタイプであり、その為、食品添加物基準での数値で生成で出来るように設計されている場合が多いです。
尚、食品添加物の基準の数値はといいますと、

強酸性次亜塩素酸水 本品は,pH2.7 以下 有効塩素 20~60mg/kg を含む。
(0.2%以下の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽)

弱酸性次亜塩素酸水 本品は,pH2.7~5.0 有効塩素 10~60mg/kg を含む。
(適切な濃度の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽)

微酸性次亜塩素酸水 本品は,pH5.0~6.5 有効塩素 10~80mg/kg を含む。
(塩酸及び必要に応じ塩化ナトリウム水溶液を加え適切な濃度に調整した水溶液を無隔膜電解槽)

除菌効果を有する分子種:Cl2、HClO、ClO-
となります。

次亜塩素酸水 参考4
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf

上記はあくまで次亜塩素酸の基準の参考資料として取扱い下さい。製品の保証ではありません。

※ただし、上記の確認は、あくまでも、食品添加物の基準値についての参考資料であり、製品としての効果ではございませんので、ご認識をお願い致します。

電解型のメリット デメリット

メリットは、かけ流しができ、大量に使える。また、機械があれば製造コストが安く出来る。
デメリットは、保存期間が短い、弊社試験では、常温では10日も除菌力もちませんし、3日程度でも半減しているものが試験の結果が多いです。よって、毎日作り使用する現場での使用向けです。
また、有効塩素濃度は30~50ppm程度の濃度の物が多いので、希釈して使用は出来ません。
この辺がデメリットです。

混合型のについて

弊社の「とるゾウ」は混合型(混和型)のPH調整剤を使用した製品です。
簡単に説明すると、次亜塩素酸ナトリウムを酢酸などのPH調整剤など食品添加物のみを使用し、化学的に弱酸性化させPH5.0~6.0値のゾーンに調整し、有効塩素濃度を400ppmに調整した溶液となっております。
これにより、安全性の高い、混合型の次亜塩素酸水となっております。
よく、次亜塩素酸ナトリウムではないのか?次亜塩素酸水ではないのでは?とご質問を頂きますが、原料には、確かに次亜塩素酸ナトリウムを使用しておりますが、PH調整剤により化学反応が発生しており、成分表示としては、次亜塩素酸、食用酸、食用酸塩に変化しており、
溶液としては雑貨登録の次亜塩素酸水となりますので、ご認識頂けると幸いです。

メリット

保存性が良い(長期保管が可能)
弊社製品「とるゾウ」は出荷ベースで未開封であれば約400日及び開封後365日となります(製品の使用期限は出荷ベースで1年とさせて頂いております。)
<<※但し、開封に伴う、製品内部へ不純物の混入なし、遮光下、常温<30度以下>、通気性の良い場所での保管が条件>>
濃度を比較的高く出来る為、希釈使用が可能となり、保管場所の減少に繋がる。

弊社では、技術的に1000ppmなども製造出来ますが、安全面と高濃度の場合は保管性が悪くなるため、あえて400ppm~500ppmのPH値5.0~6.0のゾーンで調整をしております。
一般家庭で使用の場合は、混合型タイプの方が使用勝手が良い場合があります。

デメリット

混合型の為、工場での調合が必要となる為、電解型と比べると大量に使用する場合はコスト高となる。
保管環境によっては、(製品内部へ不純物の混入あり、遮光下、30度以上での保存など)
有効塩素濃度の低下により、効果が薄れるまたは、無くなる可能性がある。

という所だと思います。現段階においては、アルコール関係が非常に割高となっており、安全性に優れコストの安い、非常に有効と期待される除菌水である事は事実ですので、正しい情報をご精査頂き、是非、今後も電解型タイプ 混合型タイプの次亜塩素酸水をあらたな除菌水の選択肢に入れて頂き、多くの事にご活用頂ければ幸いです。

ファクトシートでの指摘について

ファクトシートに対しての対応について、現段階の表記については違反となる箇所はありませんが、表記をより分かりやすくし、ファクトシートに基づき変更を検討しております。購入者さまにより安全にご使用頂けるように表示を変更していきます。

最後に

弊社としては、現段階においては、アルコール関係が非常に割高となっており、次亜塩素酸分子HCLOは、非常に素晴らしい除菌成分であり、安全性にも優れ、コストの安い、非常に有効な除菌水となりうる存在であると考えております。
今後も増々注目される除菌分子である事は事実であり、さらなる企業努力を重ね、次亜塩素酸の素晴らしさを今後も試験・研究を重ね発信し続けてまいります。

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